4つの宿場を巡る中山道 木曽路ハイキング一人旅(奈良井宿編)

さて、これまで木曽路宿場町を3つ巡ってきましたが、次が最後の宿場町となります。

前回までの旅はこちら>> 馬籠宿 妻籠宿 福島宿

  • AM11:00

木曽福島駅より電車に揺られ20分少々の乗車。

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電車は空いてました^^

朝から福島のV字谷の名所をあちらこちら歩き回ったので、シューズを脱いで少しリラックスモードで電車に揺られます。

ただ、リラックスしすぎるとローカル線に乗り慣れていないオイラは、降りる際ドアが開かなかったり、乗車の際開かなかったりと少し焦りました^^;

  • AM11:30

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今回の旅で京より一番遠い宿場となります、奈良井宿がある奈良井駅に到着です。

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駅は無人駅ですが、案内所がありおそらく地元の方でしょうか、親切に見所を案内してくださいます。そして荷物も預かっていただけるとの事でした。

ここ奈良井宿は現存する中山道の宿場の中で、最長の長さを誇る宿場町。

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馬籠や妻籠などとは違い坂はなく、広い大通りの左右に昔からの風情が漂う家屋や店屋がずらりと立ち並びます。

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難所・鳥居峠の麓にあり、古く鎌倉時代から宿駅としてその名を広く世間に知られていたそうです。

江戸時代には中山道六十七宿のうちでも屈指の大宿で「奈良井千軒」と言われ、当時より賑わいを見せていたのでしょう。

妻籠宿とともに国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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木曽の特産品でもある木曽漆器が並ぶお店。

江戸時代より木曽路旅の土産物として、奈良井周辺の工芸品として知られているとの事です。

店の軒先に可愛らしい塗り物も並んでまして、ちょっと立ち寄ります。

平日ですが、この奈良井宿も観光客で賑わっておりました。

では一先ず、ぐるりと街並みをカメラ片手に一周して行くとしましょうか。

全ての建屋が江戸時代や明治時代の建築物、往時の面影が残っております。

これは、奈良井宿が運よく大きな火災に見舞われたりしなかったので、かつて昔ながらの家屋宿場が現存していると言う事です。

本当にどこを撮っても絵になります🤗

カメラ片手に一周して、肉眼でゆっくりもう一周です^^

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重要伝統的建造物群保存地区に選定されている宿場には、昔ながらの佇まいそのままの「中村邸」や「上問屋資料館」などが現存し、見学ができます。

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この間口の狭さ。

趣深さを醸し出しているではありませんかぁ?オイラにはこの様な江戸時代そのままの感じがとてもノスタルジックでグッときます。

さて、休憩がてら上問屋資料館を訪れてみる事にしました。

昔の宿駅には幕府の役人や諸大名など一定数の伝馬(宿駅用の馬)や歩行役(人足)を常備していて、この伝馬と歩行役を管理運営していたのが問屋と言われてます。

訪れた上問屋は奈良宿の問屋として江戸初期から270年間続いた庄屋も兼務していた由緒ある問屋と言うことで、本当に奥ゆかしい日本の美を感じさせられる佇まいです。

明治天皇が御巡幸の際に滞在した部屋がそのまま残っていて、観て入る事ができます。

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資料館で思いの外長くい続けてしまい、時間がなくなってきました。

それだけ、魅力がある街並みそして歴史があります。

さて、いい時間になり、お昼を食べないといけません。

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迷った挙句、やはり木曽路に来れば信州そば。

そして今回の歩きも、もう峠を超えた事でしょう。

疲れた後のガソリン補給、行っときましょか^^

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生ビール!!

クゥーーーーーー。。

うまいー!

飲んだら最後、もう一杯!

いやぁー。しばらく2杯のビールで、茶店に居座ってしまいます^^;

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と言う事で、本当はここからもう少し足を延ばして二百地蔵や大宝寺なんかもゆっくり回りたかったのですが、帰りの電車も有りますし、、

と言うか、一服してしまってテンション糸が切れてしまう。そして、朝の福島の関での坂道散策での疲れとダブルで襲う、、、

  • PM1:30

約30分少々、のんびり奈良井駅で疲れを癒す事にしました^^;

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駅舎もこう見ると、いい感じです♪

さて、各駅停車で木曽福島駅まで参りまして、ここで約1時間近くの乗り換え待ちです。。。

駅員さんに伺うと、一旦駅外に出ても良いとの事ですわ。

いやぁありがたい。乗車券によっては途中下車が可能なこともあるんですね。

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木曽福島駅前のお土産屋さんに立ち寄り、一服。

電車なので帰りのビールなどを買い込み、帰り3時間の旅はあっという間でしょう😁

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木曽路ともお別れの時間がやって参りましたー

  • PM3:30

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帰りの、しなの号に乗車。結構空いてます、良かったぁー。

ビール飲めば一瞬で名古屋です!

さて3分遅れの到着で、急いで新幹線に乗り換えます。

  • PM5:00

新幹線の流れる車窓を見ていると今回の旅がフラッシュバックします^^

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いやー綺麗な夕日だー。

近江付近の夕焼けがものすごく綺麗で旅の終わりを告げているように感じます。

真っ赤な夕日が駿足の車窓をどこまでも追いかけます。一人旅の帰路は少し切なさを覚えますな。

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帰りのラストビールを片手に取ると姫路まで一瞬でございます。

いやー本当に旅と言うものはいいものですね!

次回はどこへ旅立とうかな〜♪

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